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失敗学のすすめ
畑村 洋太郎 講談社 刊 発売日 2005-04 目次 プロローグ 失敗に学ぶ 第1章 失敗とは何か 第2章 失敗の種類と特徴 第3章 失敗情報の伝わり方・伝え方 第4章 全体を理解する 第5章 失敗こそが創造を生む 第6章 失敗を立体的にとらえる 第7章 致命的な失敗をなくす 第8章 失敗を生かすシステムづくり エピローグ 失敗を肯定しよう テレビで見てよ 2007-03-11 テレビで失敗学の話を聞いたらさらにわかりやすかった。 じかに畑村さんから話を聞けばもっとわかるだろう。 そしてなにより自分で経験することにより、身についてわかるだろう。 頭で理解するだけではロケットは落っこちる。 「どれでもいいから畑村さんの失敗学の本を読んどくといいよ」と教官にすすめられてこれを選びました。なるほど、人はこうやって失敗をするんだということがよくわかりました。自分が失敗するときのことはつい棚にあげてしまい、失敗を客観的に見て判断する、ということをときに自分が失敗した際は打撃が大きければ大きいほど、見たくないものですが。教官のいわれることはやはり聞いておくものだとこのときばかりは感心しました。 失敗とは何か、、、 失敗の種類と特徴 失敗を起こす原因は、、、 致命的な失敗とは、、、 について書かれた本当に示唆深い1冊。 実際の事故(タコマ橋の崩壊、雪印問題、自らの研究室での実験、等々)を事例に、何がおき、何が原因で、それについてどう対応したかを紹介した上で、それをどう利用していけばいいかについて書かれています。 こんな本が、講談社文庫から出ているとは露とも知らず、驚きつつ感動してしまいました。 特に失敗情報の伝わり方・伝え方は、本人が大学の講義で学生に伝えていく苦労も含めて書かれていますので、すごく参考になります。 著者は、意図的に失敗するように講義や研究を行っており、小さな失敗、訓練での失敗なくしては、本当の技術や知識の習得はないと言っており、 確かに、過去に失敗したことって、よく覚えているし、二度と同じ失敗はしないように気をつけるよなあ・・・などと感心してしまいました。 また、失敗には「よい失敗」と「わるい失敗」があり、 未知の事象に突き当たり、それによって失敗することで、技術が進歩するのは「よい失敗」だが、 不注意や、未熟さでおきる失敗は「わるい失敗」だとしています。 さらに興味深いのは、失敗の原因には階層があり、 個人の技術の未熟さから発生するものと、 指導の悪さから、マニュアルの不完全で起きるものと、 会社や組織の構造上の欠陥から起きるもの 果ては、社会や文化を原因にして起きるものがあると説明しています。 まさしく「失敗学」と呼ぶに相応しい名著です。 PR
デキる上司
白潟 敏朗 中経出版 刊 発売日 2007-02-28 出版社/著者からの内容紹介 【10万人の上司が読んでいる】 10万人の上司が読み、1000社で絶大な効果を発揮した、 部下のやる気を引き出す、20の【シンプルしかけ】。 たとえば、 ●『○○さん、おはよう』と、名前をつけて挨拶するだけ →部下との会話が増え、一丸となれる驚きの効果が! ●たった一言のしかけ『ならのしか』を使うだけ →上司から評価されていると部下が感じ、やる気200%アップ! ●『しかるサンド』は、ほめる→しかる→ほめる、の順番にするだけ →上司のお叱りを部下が好感をもって聞いてくれる! など、どれも 「かんたんに実行」できることばかりだが、 「ばつぐんの効果」を得ることができて、だからこそ、 「らくらく継続」ができる【シンプルしかけ】。 そのほかにも、 ●「部下の能力を120%引き出す」 ●「デキる社員のコツが共有できる」 ●「部下にしたわれる」などなど、 目からウロコの「しかけ」を20個ご紹介。 コンサルタント自ら 「このシンプルしかけがあれば、コンサルタントなどいらない!」 とまで言い切った 魔法の「シンプルしかけ」で、部下のやる気を引き出そう! 目次 第1章 本当の「デキる上司」とは? 第2章 部下とじっくり話そう 第3章 任せて、認めて、成長させる 第4章 「公平」が部下の尊敬を集める 第5章 成果をあげる最強チーム 今すぐ始められる! 2007-02-28 私は4年ほど前、部下を2人持っていましたが 意思伝達で苦労しました。 私は27歳、部下は、25歳と24歳。 こんなに歳が近くても、仕事となると うまくいかなくなることがあるんですね。 この本の、部下のやる気を引き出す20のやりかたを見て、 いますぐできそうだな〜 と思うことが一杯あったので、買いたいなと思いました。 私が気に入ったのは、 ・最近、どう?…私生活も含め、問題点をきく ・コツの発表…仕事のこつをみんなの前で発表する ・こうへいくん…どんな部下とどのくらい話しているか、正の字でチェックする 著者の白潟さんには、次回作では、 どういうふうに、リーダーシップを とったらいいのかを教えて欲しいな。
感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ
小阪 裕司 PHP研究所 刊 発売日 2006-11-18 出版社/著者からの内容紹介 「売れる商品がないから売れない」「値段が高いから、立地が悪 いから売れない」......こうした考えはすでに前時代的なものである。「感性」 を軸にすることで、どんな商品でも、どんな立地でも、あなたの思い通りに「売 上を創る」ことは可能なのだ! 本書は、1千社を超える企業の会を主宰し、独自のマーケティング論で絶大な 人気を誇る著者が、今話題の「感性工学」をベースに全く新しいマーケティング を説く。 今までのビジネスが全く違って見えるようになる「感性フレーム」の説明から始 まり、ビジネスを組み立てるための様々な要素、そして実際に結果を出すための 方法を実践的に説明していく。 「売上が前年比30倍になったお酒」「教室数を10倍にした塾」など、具体例・実 践手法も満載。 内容(「BOOK」データベースより) 「売れる商品がないから売れない」「値段が高いから、立地が悪いから売れない」…こうした考えはすでに前時代的なものである。「感性」を軸にすることで、どんな商品でも、どんな立地でも、あなたの思い通りに「売上を創る」ことは可能なのだ。本書は、1千社を超える企業の会を主宰し、独自のマーケティング論で絶大な人気を誇る著者が、今話題の「感性工学」をベースに全く新しいマーケティングを説く。現場を知り尽くした著者だけに、具体例・実践手法も満載。 マーケティングに新たな展開が見える 2007-02-23 感性工学に基づき、人の「感性」にフォーカスしたマーケティングの手法を伝授する書。 マーケティングについては、顧客第一主義とかニーズ対応などマーケットインの考え方が提唱されて久しい。ところが、それは当然の原理を述べたまでであり、その中味が今一歩はっきりしてこなかった現実がある。 本書は、「感性」というキーワードにより、顧客主義の本質と推進の手法を分かりやすく解説しており、実際のビジネスにおいて大いに参考になるのではなかろうか。「感性消費行動のデザイン」…この概念にエッセンスが集約されている。 |
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