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株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる
中原 圭介
日本実業出版社 刊
発売日 2006-05-18


出版社/著者からの内容紹介
◎外国人投資家に負けないために、その投資行動を学ぼう
日本市場では、株価が底を打つとき、国内の個人・機関投資家の売りがピークとなる一方で、外国人投資家は買い集めを始めている。また、天井をつけるときには、国内投資家の買いに対して外国人投資家は利益確定の売りをぶつけている。
そして、外国人投資家の買いが増えれば、全体のトレンドは上昇となり、売りが増えれば下降となる。つまり、外国人投資家がつくるトレンドにいち早く気づき、トレンドが続く限り園トレンドに逆らわない投資スタイルを貫くこれこそが勝ち続ける条件である。
◎トレンド転換にいち早く気づく方法、それぞれのトレンドでの投資手法を詳説
外国人投資家の動向やチャートの形からトレンド転換に人より先に気づく方法、トレンドごとに「優良株」「仕手株」「材料株」「新興市場株」を使い分けるテクニックを、おしみなく公開しています。


良い 2007-03-05
「株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる」というタイトルに引かれてこの本を手にしました。

しかし、著者の投資法に関するものが多く、肝心の外国人投資家についての記述が少ないのが残念でした。

タイトルに期待して購入するとアレッ?と思うかも。

でも、全体的には読みやすく、内容も私の投資経験と照らして納得できるものでした。

投資法に迷われている初心者の方には、非常にヒントになる内容だと思います。



グローバル化の進展およびwebの進化によって、現在のビジネスに何が起こっているか?

上巻では、アジア、特にインドを例に、いくつもの例を挙げてとても詳細に述べられている。

近年、投資の世界で最も注目を集る成長著しいBRICsであるが、本書ではその成長の本質が明らかにされている。

「日本ヤバいんじゃない??」というのが本書を読んだ正直な感想である。
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市場リスクの計量化とVaR
山下 智志 /木島 正明
朝倉書店 刊
発売日 2000-06


内容(「BOOK」データベースより)
本書では、第1章で市場リスクやVaRモデルの発展の背景、役割について紹介し、第2章でその定義について解説。第3章から第5章がモデリングに関する部分で、第3章に基本構造を、第4章に実際にデータを扱うとき発生する問題点と解決策を、第5章に資産別の固有のアプローチを紹介した。最後に第6章で、作成されたモデルの評価方法とモデルの優劣について解説している。

章末問題の略解に誤りが多いです 本文は整理されていて、記述も分かりやすく良書だと思います。ただ、章末問題の略解に誤りが多いのが気になりました。例えば、問題2.2の一様分布の密度関数の1行目はf(x)=1/aであるべきだし、標準偏差はa/12ではなく、a/sqrt(12)です。問題2.3ではG0.05=sqrt(2/Pi)-1.96*sqrt[(1/50)*(1-2/Pi)]だと思います。
不平等の再検討―潜在能力と自由
アマルティア・セン /池本 幸生 /野上 裕生 /佐藤 仁
岩波書店 刊
発売日 1999-07


メタローグ
本書は、インド出身のノーベル賞経済学者である著者が、一般の読者向けにできるだけ平易に、彼独特の厚生経済学の射程を解説したものである。ロールズの『正義論』からの影響と彼への批判を軸に、経済学と倫理学を架橋しつつ、個々人の平等と自由を目指す社会制度の諸矛盾を究明する。政治的陥穽におちこむことなく、いかなる平等をどのようにしてこんにちの社会に設定するか、繰り返し問い続ける本書は、諸問題の広がりを参照させる多数の註と、膨大な参考文献の海を提示する難物でもある。本年九月には最新作『自由としての発展』を刊行、社会保障と政治的自由の連環を論じ好評を博した。(小林浩)
『ことし読む本いち押しガイド2000』 Copyright© メタローグ. All rights reserved.


出版社/著者からの内容紹介
著者が自らが編み出した,人間がいきていく際の質そのものを考慮して人間の福祉を評価する「潜在能力アプローチ」は,厚生・開発・環境等の経済学にとどまらず,法律・倫理・哲学にも多大な影響を与えた.本書はこの手法を使い,「人間が多様な存在である」という前提にたって,様々な「不平等」について評価・分析する.



データの不完全性 所得から潜在能力へと発想を転換する。
これは誰しも異論を唱える人はいないだろう。しかし、その潜在能力を何で計測するかは非常に大きな問題である。
本の中でも検討されているが、ほしいデータが見つからないこともあるし、データとして収集することが不可能な場合も多い。
この本だけでは具体的な指標が明示されることもなく、既存のミクロ経済学に匹敵するほどの理論的にもされているとは言えない。
それでもこの本が必要とされるのは、今までの経済学で考えられていた前提が正しいかどうかを考えることが必要だということであろう。

経済学の最高の古典ともいえる『資本論』は、夥しい人々に読み継がれ、世界を大きく動かしてきた。マルクスは当時の社会の現状と人々の生活を見据え、資本主義経済の原理とその運動を体系的に分析した。


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