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資本論』を読む
伊藤 誠
講談社 刊
発売日 2006-12-08


内容(「BOOK」データベースより)
経済学の最高の古典ともいえる『資本論』は、夥しい人々に読み継がれ、世界を大きく動かしてきた。マルクスは当時の社会の現状と人々の生活を見据え、資本主義経済の原理とその運動を体系的に分析した。本書では、厖大かつ難解な叙述の続くこの名著の講読を長年行ってきた著者が、エッセンスとなる章句を選び出し、懇切な解説を施し、その魅力と豊かな内容を引き出す。


『資本論』のエッセンスを凝縮した新たな文庫がここに誕生!
本書のまえがきに印象的に述べられているように,終わろうとしているミレニアム最大の思想家として首位を占めたマルクス。彼の主著『資本論』に初めて接する人を主たる対象として,その学問的壮大さ・雄大さ・奥深さを明快な文章で解説した本書は,500頁弱と文庫としては分量が多いものの,たしかに最良の入門書の1つとなるに違いない。何よりも著書自身がいかに『資本論』に惹かれているのか,半世紀以上にわたる格闘を通じてもなお読みきれないほどの重厚さを秘めた大著であることへの多大なる敬意を,本書を通じてひしひしと感じる。著者もあらためて『資本論』の魅力を噛み締めている,そんな気にさせるのだ。われわれが現在も生活の基盤としている市場経済に基づく資本主義経済の原理的な仕組みと動態を客観的な学問的認識の体系として明らかにすることを目指した『資本論』とどのように向き合うべきか,その作法を本書から学び取ることができる(特に第18章の「資本論をどう活かすか」参照)。本書はまた,資本論の経済学が体制としての社会主義の理論的可能性をどのように基礎付けうるのか,その意味内容を原典に則しながら説明してくれてもいる。現代資本主義における新自由主義的なグローバリゼーションに内在する深刻かつ重層的な問題性を想起するまでもなく,「あきらかにマルクスはソ連型社会とともに葬られてよい過去の理論家ではありえない」(6頁)のであり,そしてまた,「いま主流派経済学のゆきづまりが深まるなかで,古典派経済学を批判的に継承している社会科学としての経済学の雄大な体系を構成した『資本論』による経済学の再評価と新展開があらためて切実に求められているのではなかろうか」(459頁)。著者である伊藤誠教授はこの3月をもって10年間に及ぶ國學院大學での研究と教育を終えられる。心からその労をねぎらいつつ,これからも本書をじっくりと堪能してゆきたい。


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