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経済学のエッセンス―日本経済破局の論理
小室 直樹
講談社 刊
発売日 2004-01


内容(「BOOK」データベースより)
「平成大不況」は、なぜ、かくも長く、かくも執拗に続くのだろうか。元凶の一つは、「官僚が金融機関を通じて企業を支配する」という「日本資本主義」だ。経済学の視点から日本経済を眺めれば、その罪は明々白々となる。実は経済学こそが、この不況を克服するための道しるべであるということに、エコノミストも国民も気づいていない。戦後日本経済、バブル崩壊の法則を経済学によって再検証し、1億総エコノミストを実現することが、不況克服への近道だ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小室 直樹
1932年、東京都に生まれる。京都大学理学部を卒業後、大阪大学大学院経済学研究科を経て、フルブライト留学生となり、渡米。マサチューセッツ工科大学、ミシガン大学、ハーバード大学で、経済学、心理学、社会学、統計学を学ぶ。その後、東京大学大学院法学政治学研究科修了、法学博士


日本の専門家は名ばかり…
 …だそうだ。これは経済に留まらず日本のあらゆる分野に当てはまるみたいだ。医学界とか…

 それはさておき,「専門家」という看板に惑わされてはいけない。名ばかりの専門家だからだ。幾ら肩書き立派でも結果を出せないようならサッサと専門家という看板を降ろすべきだ。経済評論家ですら、その経済見通しが外れに外れ続けるならば、サッサと経済評論家を止めるべきだ。しかし今の日本ではそんな予測外れ続けの人が専門家ヅラしているそうな。これはヤバイ。日本では経済の「ケ」の字も知らない人たちが財務省などに行政指導やらなんやらと市場に介入して混乱を引き起こしているらしい。「経済に隠し事は無し…」というのが大鉄則らしい。原理・原則、大原則なんだそうだ。その基礎中の基礎すら知らない連中が財務省トップとして君臨しているとか。だからやる事なすこと上手くいかないのだそうだ。アメリカに「隠し事するな。(経済が成り立たなくなるから)」と言われても、「これは日本の文化だ。」と平気で居直ってるとか…これには世界の経済専門家たちも面食らうらしく「…それは文化の違い云々という話ではない(経済を科学として捉えていない証拠)…」と呆れ果てているらしい。そんな経済の「ケ」の知らないのが日本の経済官僚らしい。こんなどうしようもない似非(エセ)専門家たちを駆逐するためには、国民一人一人がエセ専門家に負けない本物の知識を身に着けるしかない!
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