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戦略の経済学
デイビッド ベサンコ /マーク シャンリー /デイビッド ドラノブ
ダイヤモンド社 刊
発売日 2002-12


現代経済の原理を企業の戦略体制に応用した包括的な1冊。企業論、産業組織論、戦略研究論の見地からまとめられているが、経済学や企業戦略の分野の研究者も納得できるよう、理論的にも実践的にも確固たる基礎に基づいて書かれている。現代経済と戦略という広範囲に及ぶ研究だが、そのまとめ方、提示の仕方は興味深い。しかも数々のトピックは最新の重要研究課題と関連づけられている。この第2版で著者たちは数々の難題について再び論議を重ねている。たとえば、「メイク・オア・バイに関する誤認」、競争相手の認識、コミットメント、戦略体制など…。また、「メイク・オア・バイ結果予想図」と「産業分析チェックリスト」が紹介されており、内外作区分の決定の査定や5つの要点分析を行う際に非常に便利である。

熱意に満ちた一冊 2005-04-07
本書はMBAコアコースの戦略論の教科書としての使用を第一に想定して書かれています。前書きにもあるとおりMBAコアコースの戦略論の授業は、一つの学問領域の包括的な知識の伝授というよりは、学生の経験や他の授業で学習した(「マネジメント」も含めた)機能単位の知識に基づきケースの検討などを通じて総合的な問題解決能力を養うことに重点が置かれています。そして意外にも(失礼!!)、経済学者にそうしたコースをコーディネートさせてみると高い評価が得られた、というわけです。経済学者が企業行動を分析する際に機能単位の応用を念頭に置くことは稀でしょうから、ゲーム理論などの手法面の進歩が進めばいずれこうした流れが出てくることは必然だったのかもしれません。
この本を読んでいると、上記の目的に柔軟かつ真摯に取り組む著者の姿勢と「このアプローチでMBA教育を革新するんだ!!」という強い意欲が本当によく伝わってきます。戦略の経済学と題されながら企業組織や契約の話題に多くのスペースを割いた構成や、経済学のハードコアな学術論文から経営学分野の諸文献、新聞・雑誌記事に至るまでの幅広い引用元がそうさせているのでしょう。一方で経営学や経済学の研究者を志す方々には不満の残る内容となっているのかもしれません。しかしこの本の目的を前提とすれば、それは考え抜かれた末の妥協の結果と捉えるべきなのだろうと思います。
星2つの減点は翻訳に対するもの。内容(原書)は文句なしの星5つです。
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