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経済データの読み方
鈴木 正俊 岩波書店 刊 発売日 2006-12 失われた15年を振り返る 2007-01-17 GDP、短観、消費者物価など数多い経済指標が網羅されて、その役割・読み解き方・作られ方から不満足な点まで細かく指南していただけます。各データの発表時期や担当官庁も記されていて何時でも手元においておきたい1冊です。 また、旧版の発刊(1985年)以降に発生した15年に及ぶ長期不況を絶えずデータと関連付けて論じている点もこの本を「買い」とする理由の一つです。物価や財政・金融政策の章では、インフレ・デフレ制圧に果たすべき中銀の役割を強調し、バブル潰しにやっきとなった結果デフレを長期化させ、さらに景気動向を過信しゼロ金利を解除したためデフレを深刻化させた日銀の「前科」についてもきっちり触れています。 さらに目先の現象に煩わされない冷静な議論が展開されるのもすばらしい。例えば、昨2006年の原油価格上昇については、主に投機筋の動きなどに注意を払うべきで一時的であると説きます。巷間でよく喧伝される中印経済成長による供給不足の可能性については、そもそも世界全体の経済成長による需要増加について長期的には産油国に供給増加、工業国に一層の省エネ技術開発のインセンティブを与えるのが経済原則から得られる解であり、直ぐ石油危機につなげるのは早計に過ぎると戒めます。 このように単なるデータ辞典の枠を超え経済学的知識も学べる実にお得な本になっています。おすすめ。 さらに詳しい情報はコチラ≫ PR
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
マックス ヴェーバー 岩波書店 刊 発売日 1989-01 内容(「BOOK」データベースより) 営利の追求を敵視するピューリタニズムの経済倫理が実は近代資本主義の生誕に大きく貢献したのだという歴史の逆説を究明した画期的な論考。マックス・ヴェーバー(1864‐1920)が生涯を賭けた広大な比較宗教社会学的研究の出発点を画す。旧版を全面改訳して一層読みやすく理解しやすくするとともに懇切な解説を付した。 併せて読むと理解が深まる一冊 2006-10-25 論旨は商品の説明の要約にある通りなのだが、本書は日本人が理解しにくい(誤読しやすい)箇所がいくつかある。その大部分については訳者の大塚久雄氏の解説によりフォローされている。先入観無しに精読したい向きを除いては、まずは本書末の解説を先に読むと理解の助けになるだろう。特に「禁欲」「史的多元論」は正確に把握しておきたい。本訳と本解説についての大塚氏の功績は大きい。 しかし大塚氏の認識にも大きな誤りがあることが現在では指摘されている。その誤りとはヴェーバーをあたかも西洋近代合理資本主義の信奉者であるかのように受け取る通説で、大塚氏に限らずヴェーバー研究史においてドイツでも見られた通説だという。 そのあたりの、実は近代主義の批判者であったヴェーバーの一面を読み解くには案外難しく、本書を読み解くだけではさらに難しい(本書p365に“鉄の檻”として示唆されてはいるが。なにせ訳者でさえ誤認しているのだ)。このあたりの詳細は大塚氏の弟子である山之内靖『マックス・ヴェーバー入門』に端的にまとめられているので、併せて読まれたい。 さらに詳しい情報はコチラ≫
仕事は、かけ算。 ~20倍速で自分を成長させる
鮒谷 周史 かんき出版 刊 発売日 2006-06-07 20倍速で、自分を成長させたい! 2007-03-15 仕事の成果は、 ・【成果=仕事量+仕事量+仕事量・・・】の足し算でなく、 ・【成果=仕事の質x仕事の密度x仕事の量】の、かけ算の考え方で進めていく。 【仕事の量(時間)】には、限界があっても、【仕事の質】と【仕事の密度】を高めていけば、成果は大幅にアップできるという考え方は、十分に納得できる。 これさえ覚えれば、本書の他の項目は、仕事術に関する本にほとんど出てくるため、時間が無ければ読まなくてもよいと思う。・・・もちろん、すべて読むのが、より良いのが当然であるが。 なお、本書の著者が、「まぐまぐ!」から配信されている『平成・進化論』の発行者であることを知らなかったのは、反省材料です。 [PR]経済・ビジネス情報ステーション |
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