経済やビジネス、アフィリエイト、事業、起業、金融、財政、FX、株、海外投資、外貨預金、先物取引、外貨MMF、外貨投資信託、外国株式、外貨債券、金取引、などに関する各種情報、ニュースを始め、生活一般の気になる情報をご提供いたします。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
故事成語でわかる経済学のキーワード 梶井 厚志 中央公論新社 刊 発売日 2006-11 経済学が人間の営みに関する学問と再認識させてくれる良書。 2007-03-18 読んで、大変に勉強になった。経済学を系統的に勉強したことはないが、しかし経済学を勉強しなくてはならない立場に現在いる人には、非常に役に立つ本だと思う。勿論、この新書一冊で経済学の概観なり大筋なりが理解できるという意味ではなく、書名にあるとおり、経済学のいくつかのキーワードの、含意というか、「意味合い」のようなものを、日本語化してよくしられている故事成語によって説明されており、「ああ、そうだったのか」と理解できる実感を得る事が出来るという意味である。 また、比較優位説の解説の箇所で、「効率化の恩恵を受けるのは誰か」との問は、これまで自分のなかでモヤモヤとしていた霧をすっきりと晴らしてくれた。 PR
経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには
大竹 文雄 中央公論新社 刊 発売日 2005-12 おもしろい視点 2007-02-13 経済学が役に立つ学問か、という問いに対して、本書の第2章においてはプロスポーツを実例にとって、経済学がプロスポーツにおける問題を客観視するうえで意義深いツールとなるものとして紹介している。 特に始めに言及されている、FA制度の導入とドラフト制度の弱体化が今のプロ野球の歪みを生んだという多くの人が抱く論に対する経済学的アプローチからの反論は、非常に興味深い。 「球団は利潤を最大にするように経営されているとしよう」という経済学的に考えれば極めてスタンダードな指摘は、そもそも球団経営とは何か、という根源的な問いにたち返らせるものであり、基礎的な事項から論理立て、経営のあるべき姿を説明することに成功している。 これまで特に日本のプロ野球・アマチュアスポーツを中心に、その運営・経営手法に経済学の視点が導入されることは少なかった。 本書では経済学からのプロスポーツへの分析アプローチが多くなされてきたと書かれているが、それらの多くがあくまで学者間の机上レベルに留まっており、その結果、経営者の耳に届きそれらが実行されたことや、多くの一般大衆(ファン)の目にとまり、それに反した経営が行われていることに対しての批判がなされた、という例は残念ながら見聞したことがない。 日本プロ野球においても北矢行男が『プロ野球の経営学』(東洋経済新報社、1992年4月刊)を発表し、実際にストライキが起こる10年以上も前から経済学的な視点を持ってプロ野球危機を訴えてきたが、視聴率という名のいわば「架空の」人気に安住して重要視してこなかったことが、現在の歪みにつながっているのだと考えられる。 しかし、プロ野球における球団格差をはじめとして、長く隆盛を誇ってきた企業スポーツの限界が露呈した現在、スポーツビジネスの発展にとって経済学を実学としてとらえ、それを取り入れていくことが、非常に有益であると改めて考えさせられた。
行動経済学入門
多田 洋介 日本経済新聞社 刊 発売日 2003-12-11 わかりやすい入門書 2006-04-24 従来の経済学は、人間を完全合理的なものとして捉えてていましたので、 経済学には全く将来はないと思っていました。 行動経済学は、人間を限定合理的なものとして捉え直していますので、 なじみやすいと思います。 その中でも本書は、結構わかりやすく解説していますので、入門書としては適切です。 今のところ経済学と認知科学との統合レベルですが、最近では脳科学とも少しずつ行き来しているように聞いています。 本書をかわきりにカーネマンやクルーグマン等の本を読まれることをお薦めします。 また複雑系理論が経済学にも入ってきていますので、ブライアン・アーサーもお薦めです。 あと従来の経済学については、 ロバート・ハイルブローナーが主要な経済学者の説を時代背景も踏まえてまとめています。 |
カレンダー
最新記事
(02/20)
(12/12)
(11/06)
(10/18)
(10/17)
(10/12)
(10/09)
(09/25)
(09/09)
(08/31)
ブログ内検索
|