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吉野家の経済学
安部 修仁 /伊藤 元重
日本経済新聞社 刊
発売日 2002-01


内容(「BOOK」データベースより)
「並盛280円のドラマ」「定食と牛丼とご飯の関係」「盛りつけの秘技」「倒産からの再生劇」「ファストフードのブランド戦略」―。日本を代表する経済学者と外食産業のリーダーがバラエティ豊かに繰り広げる牛丼談義。身近な話題に経済・経営の真理を満載。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
安部 修仁
株式会社吉野家ディー・アンド・シー代表取締役社長。1949年生まれ。福岡県立香椎工業高校卒業。アルバイトがきっかけで、72年吉野家入社。80年の倒産後は再建に尽力。営業部長などを経て90年代表取締役常務。92年より現職

伊藤 元重
東京大学大学院経済学研究科教授。1951年生まれ。74年東京大学経済学部卒業。78年ロチェスター大学大学院経済研究科博士課程修了。79年同大学Ph.D.取得


伊藤先生、安部社長に迫る。 2005-11-12
WBSでもおなじみの伊藤元重先生と吉野家・安部社長の対談本。
本書で再々指摘される牛丼単品ビジネスのリスクが顕在化してしまったのが米国産牛肉禁輸問題ですが、ようやく輸入解禁も目途が立ち、吉野家の株価も復活しました。
店内のオペレーションから吉野家の歴史までこれ一冊で吉野家がわかる。
会社更生法申請時の経過も生々しい。
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落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本 -初心者のための入門書の入門
木暮 太一
マトマ商事 刊
発売日 2006-11-01


出版社/著者からの内容紹介
経済学が苦手な方に、
数学が苦手な方に、
日常生活の出来事を例に、
難しい理論も、直感で分かるように、
経済学を解説した本です。

他の「入門書」をスムーズに理解するための
「入門書の入門」を目指してつくりました。

内容(「BOOK」データベースより)
あの大学生に読まれている経済参考書に待望の続編!初心者のための入門書の入門。

内容(「MARC」データベースより)
入門レベルの知識・考えを難しく解説する入門書が多いなか、「初心者のための入門書の入門」を目指して、マクロ経済学を、基礎概念の把握から国民所得・投資需要の決定、貨幣の供給などの項目別に解説するテキスト。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
木暮 太一
1977年生まれ。千葉県出身。2001年慶應義塾大学経済学部を卒業後、大手メーカー、広告代理店に勤務。大学の講義姿勢に疑問を持ち、在学中に「気軽にはじめる経済学シリーズ」(マクロ経済学、ミクロ経済学、マルクス経済学)を自主制作し、大学生協や書店で累計5万部を販売。学問の世界からではなく、時間に追われるビジネスマンの視点から、読んですぐに理解できる本当にわかりやすい参考書の執筆に注力している



ミクロ同様、いいと思う 2007-03-16
ミクロの本と同様に、自分としては役に立った本。

本当に「落ちこぼれでもわかる」かどうかは知らないが、

マクロの基礎はこれで身につくはず。

買って損はない。

為替レートの決まり方、企業はどこから、どのような手段でお金を調達するか、等、非常に基礎的なところから説明されていて、ありがたかったです。
はじめての経済学〈下〉
伊藤 元重
日本経済新聞社 刊
発売日 2004-04


内容(「BOOK」データベースより)
経済学の考え方をマスターすることは、現実を理解するための最短ルート。下巻では、公共経済、金融、国際経済などのトピックを取り上げ、経済学の発想で現実の問題をどのように捉えるべきかを解説。コラム、用語解説を読めば、経済学がより深く理解できる。ニュースのどこが重要なのかがわかる経済センスが身につく。


下巻も、読みやすいです
下巻は、政府・日銀の役割が、1/3程度。株式市場、金利と投資の関係など、金融の説明が、1/3程度。企業、組織とは、何か?経済学的にみた失業が少々。そして、国際経済についてが、1/3弱でしょうか。国際経済については、経常収支など用語の説明、為替レートの話などです。
為替レートの決まり方、企業はどこから、どのような手段でお金を調達するか、等、非常に基礎的なところから説明されていて、ありがたかったです。
上巻同様読みやすいです。やさしい講義を聞いているような印象の本でした。これまた、上巻同様、グラフや表は出てきますが、計算式は出てきません。内容をわかりやすく説明してくれる図も、ありました。
下巻から読んでも、大丈夫です。

「貿易を通じて国と国とは競争している」等一般に流布しているダメな俗説を、当代一流の国際経済学者が真っ当な経済学の知識をもって論破してゆきます。と言っても専門家にしか理解できない数式などは一切出てこないのがミソ。ダメな論者のデータ処理の拙さを指摘したり、至極簡単な比率計算による影響分析で米国内の実質賃金の減少に貿易がほとんど寄与してないことを実証したり、学部生が1時間目に習うような恒等式でもって貿易収支黒字と資本流入が共存することはあり得ないことを述べたり。


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