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ソーシャル・キャピタル―現代経済社会のガバナンスの基礎

東洋経済新報社 刊
発売日 2004-09


内容(「BOOK」データベースより)
社会的なネットワークとそこから生まれる規範、価値、理解、信頼は、ソーシャル・キャピタルとして、人々の間の協力を推進し共通の目的を実現しやすくする。健全な市民社会は政治経済の活力をどう高めるか、コミュニティや相互連帯は現代社会でどのような役割を果たすべきか、現代経済学は方法論的個人主義に偏りすぎていないか、などの問題が国際的に注目を集めており、内閣府経済社会総合研究所の国際フォーラムでも多角的な視点から活発な討議が行われた。こうした議論を踏まえつつ、21世紀経済社会のガバナンスのあり方を展望する


ソーシャル・キャピタルとは 2005-06-21
パットナムの「Making Democracy Work」が世に出て以来、一世を風靡し続けている「ソーシャル・キャピタル」。本書は、このソーシャル・キャピタルに関する近年の研究の論文集である。パットナムの最も有名な論文「Bowling Alone」はもちろん、パットナムへの批判、ソーシャル・キャピタル概念の再検討、新たな視点からの研究など、様々な論文が収録されている。ある程度、ソーシャル・キャピタルを勉強したら本書を読むのもいいだろう。ただ、これらの論文の中にも多々、批判点は存在するので、それを探すのも面白い。

経済に限って言えば、「卵が先か、ニワトリが先か」という問題と一緒で、「世間が不況だから自分も不況なのか」逆に「自分が景気良くなれば周りも景気良くなるのか…」という事を考える必要がある。皆が皆「周りが不況だから自分も不況だ。」と思っている。果たしてそうだろうか?自分から、個人個人から知恵を出し、個人の景気良くしていく事こそ全体の景気を良くする特効薬だろう。なのになのに今の日本人は皆が皆「人任せ…」なのだ。「人がするのを待ってる暇が有ったら自分からしろ!」と言いたいが、臆病者ばかりだから誰も率先してやろうとしない。やろうとすると皆で袋叩き…(「抜け駆けするなぁ!」とか。でもそれで結局困るのは社会全体なのにネ。)…皆、景気悪いのを人のせいにしている(人任せ、人任せ…)。
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