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現代マクロ経済学講義―動学的一般均衡モデル入門
加藤 涼
東洋経済新報社 刊
発売日 2006-12


出版社/著者からの内容紹介
本書は,学部上級から大学院初級レベルの読者を対象として,現
在のマクロ経済学を考えるうえで不可欠なモデルである動学的一般均衡モデル
を解説したマクロ経済学のテキストである.New
IS-LMモデルを含む,いくつか
の有益な動学的一般均衡モデルの簡略化したバージョンを再構築・紹介すること
で,学部レベルのテキストで紹介されるマクロ・モデルと一流学術誌等にみられ
る「複雑な」マクロ・モデルとの橋渡しをすることを意図している.
また,本書は現代のマクロ経済学のモデルから,現実の経済にどのような政策的
含意が与えられるのかを紹介している.具体的には「失われた10年」をめぐ
る3つの論点,(i)貸し渋り,バランスシート問題,(ii)産業構造調整問題,
財政政策,(iii)インフレ目標,金融政策について,関連する理論モデルとそこ
から得られる知見を紹介している.


経済政策の企画立案を志す全ての人へ 2007-02-15
評者は、「修士過程レベルの大学院生を中心に・・・」と著者が想定する対象読者からはずれており、肝心!?の数式も飛ばして本書を読んだため本書の内容を50%も理解できていないだろう。にもかかわらず、本書を非経済学部出身の方々にもお薦めする理由は、本書には著者の経済政策立案にかける「熱い思い」と「マクロ経済学のユーザー」を意識したクールな視点が溢れているからである。例えば第4章で取り上げている「労働市場の流動化促進策」といった応用例は、数式が理解できなくても示唆に富むものであり、モデルの限界(留保点)を明確にしている点も好感が持てる。非経済学部出身者としては、著者が経済政策論に焦点を絞って次の著作を出してくれることに期待したい。

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