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食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
安部 司
東洋経済新報社 刊
発売日 2005-10


商品の説明
食品の裏側 みんな大好きな食品添加物
食品添加物商社の元セールスマンは『食品の裏側』の中で、毎日の食に潜む危険性を指摘する。我々は食品添加物の特性についてあまりにも無知だと主張。その毒性ばかりを煽り立てる報道は良くないとしながらも、ラーメンやハム・ソーセージ、明太子など人気の食品の一部が、無害とは言えない添加物にまみれている実態を次々に明らかにする。添加物の大量摂取によって「子供たちの舌が壊れていく」と警鐘を鳴らす。

(日経ビジネス 2006/08/07 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)


出版社 / 著者からの内容紹介
廃棄寸前のクズ肉も30種類の「白い粉」でミートボールに甦る。コーヒーフレッシュの中身は水と油と「添加物」だけ。「殺菌剤」のプールで何度も消毒されるパックサラダ。虫をつぶして染めるハムや健康飲料・・・・・・。
食品添加物の世界には、消費者には見えない、知らされていない「影」の部分がたくさんあります。「食品製造の舞台裏」は、普通の消費者には知りようがありません。どんな添加物がどの食品にどれほど使われているか、想像することさえできないのが現状です。
本書は、そんな「食品の裏側」を、食品添加物の元トップセールスマンが明した日本ではじめての本です。いま自分の口に入る食品はどうできているのか。添加物の「毒性よりも怖いもの」とは何か。安さ、便利さの代わりに、私たちは何を失っているのか。
本書は、それらを考える最良の1冊になっています。





著者は食品添加物の専門商社に勤めていた元トップセールスマン。

現場の最前線を走ってきただけあって、言葉一つ一つに非常にリアリティがある。

私は食品選びの時には添加物をできるだけ避けようと気を付けてはいるが、「まぁ2、3種類くらいならいいか」と買っていたことも多かった。
しかし何種類の添加物を入れても、同じ目的で添加したのであれば「調味料(アミノ酸等)」「ph調整剤」などと、一括表示することができると知って驚いた。

著者は食品加工業界にはこのような「トリック」が蔓延していると述べている。

本を読みながら何度も驚きの声を上げてしまった。。。

しかし著者は食品添加物を一方的に非難するのではなく、食品添加物の恩恵と害を知った上で、
「便利さ、値段、安全性など、消費者自身が何を重視して選択するのかは自由だ」
と述べている。

まずはこの本を読んで、加工食品の現状を知ることから始めてほしいと思う。


とても読みやすく、かつ面白い。ジャーナリストとしての著者の実力を誇示するかのような好著である。グローバリゼーションに関心のある方のみならず、広く現代世界・社会に興味のある方はぜひ読んでみるといいだろう。
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